MERYに学ぶInstagramハッシュタグ活用術



トレンドに敏感な女の子のための、ファッション・ヘアスタイル・美容・メイク・コスメ・恋愛などの情報が集まる20代の女性に人気のキュレーションメディア「MERY」ですが、実はInstagramでも情報発信をしているのをご存知でしょうか。

MERYでは、「あなたの生活に"かわいい"が増える素敵な写真とinstagramアカウントを紹介します」をコンセプトにInstagramでの公式アカウントの運用をしています。なんとそのフォロワー数は、30,000人(※2015年10月時点)を超えているのです。

キュレーションメディアによるInstagram運営は珍しいですが、流石はメディア運営企業。Instagramフォロワー数を着実に伸ばしています。今回も、Instagramアカウント解析ツールである「i-Analyzer」を使ってその秘密を紐解いてみたいと思います。



2015年2月に開始してから現在まで、34,043フォロワー数、投稿件数は459件に及びます(2015年10月時点)。そして、2015年6月中ごろを境にフォロワー数の伸び率に変化が生じていることがわかります。

MERYアカウントで目を引くのが、女性の目を引く洗練されたかわいらしい投稿写真と、そのハッシュタグの多さです。これまでのMERYの投稿内容をチェックしたところ、運用開始時から現在までハッシュタグに少し変化があることがわかりました。



MERYのハッシュタグ変化のポイント

ポイント1.「cute」「girly」などのユーザー気持ちを表す表現を入れている。

ポイント2.英語を利用するケースが増えている。

ポイント3.ハッシュタグの数は、平均10個程度で落ち着いている。



■2015年2月(初期)■ハッシュタグ数は多くても5個程度で、「nail」「hair」「fashion」のようなファッション関連の名詞の投稿が多く、ユーザーの気持ちを表す表現は使われていない。


■2015年5月(中期)■ハッシュタグ数は平均15個程度とアカウント開設当初と比較するととにかく増えており、日本語によるハッシュタグが目立ちます。また、「かわいい」「会いたい」などの気持ちを表すハッシュタグも多用されてきました。

■2015年9月(現在)■平均ハッシュタグ数は10個前後まで下がり、名詞に加えて、「cute」「girly」といったユーザーの気持ちを表す英語によるハッシュタグが目立ちます。MERYのアカウントフォロワー数が2015年6月頃を境に伸びているのは、ハッシュタグの運用方法にあるのかもしれません。

i-Analyzerによるとハッシュタグの投稿数ランキングは、ファッションなどに関連するハッシュタグが多くなっています。このことからもファッション業界とInstagramは相性の良く、その面で、MERYとInstagramも相性が良いことも伺えます。また、ファッション感度の高い女性ユーザーの気持ちを表す「love」「happy」「cute」などの人気ハッシュタグも、MERYはアカウントで多様しており、フォロワー獲得につなげているのかもしれません。

また、i-Analyzerでハッシュタグ数とエンゲージメント率の相関性を見ると、ハッシュタグは11個がもっとも良く、実際にMERYもハッシュタグ10個つけるケースが王道のようです。ハッシュタグは最大30個までつけることが可能ですが、10個前後のハッシュタグがエンゲージメント率がよいようです。

まとめ

いかがでしたか。InstagramとMERYの相性の良さもありますが、ハッシュタグの運用によってもフォロワーを上手く増やすことができるヒントがたくさんありましたね。是非、参考にしてみてください。

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